2016年4月から原料供給している乳酸菌LJ88殺菌体は、動物等を用いた基礎研究や、パイロット臨床試験で、経口摂取により胃食道逆流関連症状を改善する効果が見出されていました。また、動物実験で、同じく経口摂取で腸に対しては糞便中のビフィズス菌を有意に増加させる効果も見いだされており、胃と腸の両面に効果がある新しいタイプの乳酸菌です。
この度新たに「乳酸菌LJ88(Lactobacillus johnsonii No.1088)」殺菌体」を用いた無作為プラセボ対照二重盲検並行群間比較臨床試験を実施し、健常人における一時的で軽微な胸焼け症状を改善する効果があることを確認しました。
その試験結果が学術雑誌「Nutrients」オンライン版に2024年4月20日に掲載されましたのでお知らせします。
Komatsu Y, Miura H, Iwama Y, Urita Y. (2024) Beneficial effect of heat-killed lactic acid bacterium Lactobacillus johnsonii No. 1088 on temporal gastroesophageal reflux-related symptoms in healthy volunteers: A randomized, placebo-controlled, double-blind, parallel-group study. Nutrients 16(8), 1230.