当社は、胎盤を直接乳酸菌で発酵分解することにより製造することを特長とする化粧品原料「乳酸菌分解プラセンタ発酵液PB及びPI」を販売しております。この度、ブタ及びウマの胎盤を原料とした乳酸菌分解プラセンタ発酵液についての研究成果が新たに学術誌に掲載されましたのでお知らせいたします。本原料の特長を窒素濃度、分子量分布、メタボローム解析などの分析手法で解析するとともに、皮膚線維芽細胞と表皮角化細胞をともに増殖促進することを解明しました。また、従来のプラセンタエキスよりも高い保湿効果があることを平衡吸湿量の分析で解明し、ヒトを用いた角層水分量の分析でその高い保湿性を確認しました。研究成果は、2024年1月31日、スイスの学術雑誌Fermentation電子版に掲載されました。(Fermentation 2024, 10, 89. )
doi: 10.3390/fermentation10020089
Matsunaga K, Komatsu Y. (2024) Novel placenta-derived liquid product suitable for cosmetic application produced by fermentation and digestion of porcine or equine placenta using lactic acid bacterium Enterococcus faecalis PR31. Fermentation 10, 89, doi: 10.3390/fermentation10020089.